まず、髪の塗り方について解説します。髪は表現の難しい部位で人によって表現の分かれるところですが、私は「下地」と「ハイライト」の2つのレイヤーを使うことで表現しています。バランスを調整しやすいよう、ハイライトは下地レイヤーを複製し「クイックマスク」をかけた透明レイヤーの上に描画しています。クイックマスクの使い方を以下に示します。
まず対象となるレイヤー(この場合は髪のレイヤー)をコピーして新しいレイヤーを作ります。
コピーしたレイヤーをドラッグして、マスク作成ボタンの所に落とします。これによって、現在表示されているレイヤーの内容がそのままマスクとして転送されます。
マスク作成直後はマスクチャネルが選択されているので、Channel タブを開いて RGB を選択し直します。この状態で全選択→消去(Ctrl+A + DEL)をかければ、髪の領域にマスクの開いた透明レイヤーが作成できます。クイックマスクのてクニックはハイライトを入れる時ばかりでなく、タータンチェックなど柄物の服を塗るときなど色々と応用が効くのでマスターしておくと便利です。それでは髪の下地とハイライトのレイヤーができたところで、髪の着色に入ります。 |
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下地の髪に影を入れます。ここでは明暗二色を使って三段階の色調にしています。 |
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スマッジツール |
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先ほど作成したハイライトレイヤーに切り替え、ハイライトの基本ラインを入れます。真っ白だとコントラストが強すぎるので、髪の色から明度を思いっきり上げ彩度を下げた中間色を使っています。 |
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スマッジツールを使い、ハイライトの線を上下に伸ばしヘアラインを作ります。最初にサイズ 20〜30 のスマッジでラインに揺らぎを与え、そのあとサイズ 10〜20 のスマッジでヘアラインを引き出してゆくと自然な感じになりやすいです。 |
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エアブラシツール |
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瞳の入れ方も各人各様です。私は瞳を小さく描くほうですが、いわゆる「アニメ調美少女」の場合は「目だけで何レイヤーも使う」という方もいます。ここで解説するのは塗りわけだけで瞳を表現する基本的なやり方です。 |
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真っ黒に近い(ただし真っ黒ではない)色で瞳に影を入れます。普通の影とは逆に、光源に向いた方向が影となります。ここではエッジの弱いペイントブラシ |
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視線の方向に対し、真っ黒な色で瞳孔を入れます。エッジの弱いペイントブラシのサイズ 12〜16 を使っています。この絵の場合は瞳じたいが小さいのであまり神経質になることもありませんが、アニメ調に瞳を大きく描く場合は左右の視線が食い違わないように注意してください。 |
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真っ白に近い色(ここでは実際に真っ白)を使って瞳にハイライトを入れます。瞳孔よりも少し大きめのペイントブラシを使っています。 |
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エアブラシツール |